
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
無線ネットワークのデータリンク層が行う衝突制御(隠れ端末問題、さらし端末問題、CSMA/CA、バックオフ、ALOHA)に関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題(平成27年度Ⅲ-31と同趣旨)。
無線LANのアクセス制御で問題になる「隠れ端末」と「さらし端末」を区別する問題(平成27年度Ⅲ-31と同趣旨で、選択肢の並びが違う)。
① 無線の衝突制御: さらし端末問題=送っても邪魔にならないのに送信を控えてしまう、隠れ端末問題=互いの電波が届かない送信元どうしが同時に送り受信側で衝突、送る前に空きを確かめる=キャリアセンス(バックオフはランダムに待つこと)
② ①イーサネットはCSMA/CD、④隠れ端末問題の意味が違う、⑤キャリアセンスとバックオフの取り違え
③ ③
さらし端末問題(exposed terminal problem)とは、ある無線ノードが他のノードの送信を検知して、自分が送信しても他の通信を妨害しないにもかかわらず、送信を控えてしまう(保留する)問題である。「送信ができるにも関わらず、他の通信を妨害しないように送信を保留する」という③の記述がこれに合致する。したがって③が最も適切である。
隠れ端末=互いを検知できない送信側どうしが、受信側で衝突する。さらし端末=送信しても支障がないのに、他の通信を検知して、送信を控えてしまう。CSMA/CAではバックオフとRTS/CTSなどで衝突を避ける。
キーワード: 無線LAN、衝突制御、さらし端末問題、隠れ端末問題、CSMA/CA、バックオフ、ALOHA、情報工学部門
同じ問題が計2回出題されています(平成27年度、令和5年度)。