
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
プロセッサのアーキテクチャ(パイプライン、VLIW、構造ハザード、スーパースカラ、スーパーパイプライン)に関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。命令実行の各ステージを細かく分割して動作効率を向上させるのがスーパーパイプライン。
プロセッサの高速化技術(パイプライン、スーパーパイプライン、スーパースカラ、VLIW)と、ハザードの種類を区別する問題。
① 高速化技術: スーパーパイプライン=ステージを細かく分割、スーパースカラ=複数のパイプラインで同時実行、VLIW=コンパイラが並列にまとめる。構造ハザード=資源の競合、分岐が原因は制御ハザード
② ①最短時間は(D+N−1)×P、②VLIWは実行中に依存を検知しない、③スーパースカラはハザード回避の技術ではない、⑤は制御ハザード
③ ④
スーパーパイプラインは、命令実行の各ステージを、さらに細かく分割することにより、1ステージの時間を短縮して、クロック周波数を高め、パイプラインの動作効率(スループット)を向上させる高速化技術である。したがって④が最も適切である。
ハザードの種類: 構造ハザード(資源の競合)、データハザード(データ依存)、制御ハザード(分岐)。スーパースカラ=複数パイプラインで同時発行、スーパーパイプライン=ステージを細分化して高クロック化。
キーワード: パイプライン、スーパーパイプライン、スーパースカラ、VLIW、構造ハザード、ストール、プロセッサ、情報工学部門
同じ問題が計2回出題されています(平成28年度、平成30年度)。