平成30年度 III-11

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 平成30年度

III-11 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

プロセッサのアーキテクチャ(パイプライン、VLIW、構造ハザード、スーパースカラ、スーパーパイプライン)に関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。命令実行の各ステージを細かく分割して動作効率を向上させるのがスーパーパイプライン。

解説

この問題で問われていること

プロセッサの高速化技術(パイプライン、スーパーパイプライン、スーパースカラ、VLIW)と、ハザードの種類を区別する問題。

解き方

① 高速化技術: スーパーパイプライン=各ステージを細かく分けてクロックを上げる、スーパースカラ=複数のパイプラインで同時に実行、VLIW=コンパイラが並列にできる命令をまとめる。構造ハザード=資源の取り合い(分岐が原因なのは制御ハザード)
② ①最短時間は(D+N−1)×P、②依存関係はコンパイラが解決、③は制御ハザード、④ハザードを回避する技術ではない
③ ⑤

正解が正しい理由

スーパーパイプラインは、命令実行の各ステージを、さらに細かく分割することにより、1ステージの時間を短縮して、クロック周波数を高め、パイプラインの動作効率(スループット)を向上させる高速化技術である。したがって⑤が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

ハザードの種類: 構造ハザード(資源の競合)、データハザード(データ依存)、制御ハザード(分岐)。スーパースカラ=複数パイプラインで同時発行、スーパーパイプライン=ステージを細分化して高クロック化。

キーワード: パイプライン、スーパーパイプライン、スーパースカラ、VLIW、構造ハザード、ストール、プロセッサ、情報工学部門

出題履歴

同じ問題が計2回出題されています(平成28年度、平成30年度)。