平成28年度 III-8

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 平成28年度

III-8 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

ビジーウェイトによるCPU資源の浪費を避けるため、通常のCPUでは、割込みを用いて入出力デバイスの操作の完了を知る仕組みになっている。入出力の完了時に、割込みベクタを参照し、割込みハンドラにジャンプする、という空欄補充問題。

解説

この問題で問われていること

入出力の完了を知る方法(ポーリングと割込み)と、割込み処理の仕組み(割込みベクタ、割込みハンドラ)を確認する問題。

解き方

① 割込みの流れ: 完了を待ち続けるビジーウェイトはCPUの無駄 → 割込みで完了を知る → 割込みベクタ(処理ルーチンのアドレス表)を参照 → 割込みハンドラへジャンプ
② ア=ビジーウェイト・イ=割込みで④⑤。参照先がベクタ、飛び先がハンドラなのは⑤
③ ⑤

正解が正しい理由

(ア)入出力デバイスの操作の完了を、CPUが繰り返し確認し続ける(ポーリングする)ことを、ビジーウェイトといい、CPU資源を浪費する。(イ)これを避けるため、通常のCPUでは、割込みを用いて、入出力デバイスの操作の完了を知る。(ウ)入出力デバイスの操作が完了すると、割込みが発生し、割込みの種類に対応した処理ルーチンの開始アドレスが登録されている割込みベクタ(割込みベクタテーブル)を参照する。(エ)そして、その処理ルーチンである割込みハンドラにジャンプする。したがって、ア=ビジーウェイト、イ=割込み、ウ=割込みベクタ、エ=割込みハンドラの⑤が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

割込み処理: 割込み発生→割込みベクタ(処理ルーチンのアドレス表)を参照→割込みハンドラへ分岐。ビジーウェイト(ポーリング)は、CPU時間を浪費する。

キーワード: 割込み、ビジーウェイト、割込みベクタ、割込みハンドラ、入出力制御、ポーリング、スピンロック、情報工学部門

出題履歴

同じ問題が計2回出題されています(平成28年度、令和5年度)。