令和5年度 III-2

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和5年度

III-2 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

ビジーウェイトによるCPUの計算資源の浪費を避けるため、CPUが割込みで入出力デバイスの操作の完了を知り、割込みベクタを参照して割込みハンドラにジャンプする仕組みについて、空欄ア〜エに入る用語の組合せを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

入出力の完了を割込みで知る仕組みの用語を補充する問題。

解き方

① ビジーウェイト=CPUが完了を何度も確かめ続けて無駄に待つこと。これを避けるのが割込み。割込みが起きたら割込みベクタ(処理の開始アドレスの表)を見て、割込みハンドラ(処理ルーチン)へ飛ぶ
② ア=ビジーウェイト・イ=割込みで②③。「ベクタを参照してハンドラへジャンプ」の順なので②
③ ②

正解が正しい理由

入出力デバイスの操作の完了を、CPUが繰り返し確認し続ける方式を「ビジーウェイト」といい、CPUの計算資源を浪費する。これを避けるため、通常のCPUでは、「割込み」を用いて入出力の完了を知る。入出力デバイスの操作が完了すると、割込みが発生し、例えば「割込みベクタ」(割込み要因ごとの処理の開始アドレスの表)を参照して、「割込みハンドラ」(割込み処理ルーチン)にジャンプする。したがってア=ビジーウェイト、イ=割込み、ウ=割込みベクタ、エ=割込みハンドラの②が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

ビジーウェイトはCPUが待機ループで状態を確認し続ける方式。割込み方式では、完了時にハードウェア割込みが発生し、割込みベクタで処理の開始アドレスを引いて割込みハンドラを実行する。

キーワード: 割込み、ビジーウェイト、割込みベクタ、割込みハンドラ、入出力、OS、情報工学部門

出題履歴

同じ問題が計2回出題されています(平成28年度、令和5年度)。