
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
IPネットワークのルーティングプロトコルの1つであるOSPFに関する記述のうち最も不適切なものを選ぶ問題。OSPFはリンクステート型で、経路の選択はコスト(リンクの重み)に基づき、ホップ数ではない。
OSPFの特徴(リンクステート型、エリア分割、コストによる経路選択)を、RIPなどと区別する問題。
① ルーティングの2方式: OSPF=リンクステート型(ネットワーク構成を把握、コストで最短経路、エリア分割)、RIP=距離ベクトル型(ホップ数が距離)
② ④「ホップ数を距離とし最少ホップ経路」はRIPの説明
③ ④
OSPFは、リンクステート型のプロトコルで、各リンクに設定されたコスト(通常は帯域幅に基づく)の合計が最小となる経路を選ぶ。ホップ数を距離と考え、最もホップ数の少ない経路を選ぶのは、RIP(ディスタンスベクタ型)の特徴である。したがって④が最も不適切である。
OSPF=リンクステート型(LSDBとダイクストラ法、コストで経路選択、エリア分割、収束が速い)。RIP=ディスタンスベクタ型(ホップ数、最大15)。
キーワード: OSPF、ルーティングプロトコル、リンクステート、エリア、RIP、ホップ数、コスト、情報工学部門
同じ問題が計3回出題されています(平成29年度、令和元年度(再試験)、令和5年度)。