
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
流れ図(分岐処理3つ、命令文4つ)において、ステートメントカバレッジが100%となる最小のテストケース数を求める問題。すべての命令文を少なくとも1回実行する経路の最小本数を考える。
命令網羅(ステートメントカバレッジ)を100%にするのに必要な、最小のテストケース数を求める問題。
① ステートメントカバレッジ(命令網羅)=すべての命令文を1回以上通ればよい。分岐の組合せを全部通す必要はない
② 経路1: 最初の分岐で左 → 左の命令文。経路2: 右へ進み、後の2つの分岐をどちらも命令文のある側へ → 右側の命令文3つを全部通る
③ 2(①)
ステートメントカバレッジは、すべての命令文を、少なくとも1回は実行するテストの網羅基準である。流れ図では、最初の分岐処理で、左側(命令文1つ)へ進む経路と、右側へ進む経路(命令文2つ、さらに続く分岐処理での命令文2つ)がある。右側へ進み、続く2つの分岐処理を、いずれも命令文を通る側に進むと、右側のすべての命令文(3つ)を1回の実行で通過できる。左側の命令文は、別の1回の実行で通る。したがって最小2つのテストケースで、すべての命令文を実行でき、①が正しい。
ステートメントカバレッジ(命令網羅)は、すべての命令文を1回以上実行すること。分岐網羅(判定条件網羅)よりも基準が緩く、必要なテストケース数は少ない。
キーワード: ステートメントカバレッジ、命令網羅、テストケース、ホワイトボックステスト、流れ図、分岐網羅、情報工学部門