令和6年度 III-21

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和6年度

III-21 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

流れ図(3つの分岐処理と4つの命令文を持つ)で、ステートメントカバレッジ(命令網羅)が100%となる最小のテストケース数を求める問題。

解説

この問題で問われていること

流れ図のすべての命令文を1回以上実行するのに必要な、最小のテストケース数を求める問題。

解き方

① 命令網羅(ステートメントカバレッジ)=すべての命令文を最低1回通ればよい。1本のテストで通れる命令文をできるだけ多くする
② 最初の分岐の左の命令文で1本。右は命令文と、その下の2つの分岐をどちらも「命令文がある側」に進めば1本で全部通れる
③ 2(②)

正解が正しい理由

最初の分岐で、左に進む経路には命令文が1つあり、右に進む経路には命令文と、その先の2つの分岐処理(それぞれ真のときに実行される命令文)がある。すべての命令文を実行するには、左に進む経路を通るテスト1本と、右に進み2つの分岐をどちらも真の側へ進むテスト1本の、計2本があれば足りる。したがって最小のテストケース数は2で、②が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

ステートメントカバレッジ(命令網羅)は、すべての命令文を1回以上実行する最も弱いカバレッジ基準で、分岐網羅(すべての分岐の真偽)や経路網羅より少ないテスト数で済む。

キーワード: ステートメントカバレッジ、命令網羅、ホワイトボックステスト、テストケース、制御フロー、情報工学部門

出題履歴

類題(同じ論点の別問題)