令和2年度 III-6

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和2年度

III-6 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

生体認証に関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。他人受入率(FAR)と本人拒否率(FRR)の関係、音声認証・静脈認証の特徴、身体的特徴と行動的特徴の区別を問う。

解説

この問題で問われていること

生体認証の精度指標(FAR・FRR)と、方式ごとの特徴を確認する問題。

解き方

① 生体認証: 他人受入率(FAR)と本人拒否率(FRR)はトレードオフ。FARが低い(=FRRが高い)ほど安全性重視。身体的特徴=指紋・顔・静脈、行動的特徴=声・署名
② ①②は安全性と利便性の向きが逆、⑤は身体的と行動的が逆、④「登録できない人が多い」は言い過ぎ
③ ③

正解が正しい理由

音声認証は、マイクとソフトウェアがあれば、システムを構築でき、専用装置が不要で安価である。一方、周囲の雑音の影響を受けやすく、本人を拒否してしまう確率(本人拒否率)が高まる場合がある。したがって③が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

FAR(他人受入率)を下げると安全性が上がるが、FRR(本人拒否率)が上がり利便性が下がる(トレードオフ)。身体的特徴=指紋・顔・静脈・虹彩、行動的特徴=声・署名・キーストローク。

キーワード: 生体認証、FAR、FRR、他人受入率、本人拒否率、音声認証、静脈認証、情報工学部門

出題履歴

同じ問題が計2回出題されています(令和2年度、令和7年度)。