令和3年度 III-28

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和3年度

III-28 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

攻撃対象のサーバやネットワーク機器にセキュリティ上の弱点(脆弱性)がなくても被害が発生してしまう攻撃手法を選ぶ問題。正答はDDoS攻撃。

解説

この問題で問われていること

脆弱性を突く攻撃と、脆弱性がなくても被害が出る攻撃(大量の正規通信で資源を枯渇させる攻撃)を区別する問題。

解き方

① 攻撃が弱点(脆弱性)を突くかどうかで分ける。DDoSは大量の通信で処理能力・帯域を使い切らせるので、脆弱性がなくても被害が出る
② バッファオーバーフロー・SQLインジェクション・ドライブバイダウンロード・LAND攻撃は、どれも実装の不備を突く攻撃
③ ⑤

正解が正しい理由

DDoS攻撃は、多数の端末から、大量の正規の通信やリクエストを送り付けて、サーバやネットワークの処理能力・帯域を使い切らせ、サービスを停止させる攻撃で、対象に脆弱性がなくても、資源の限界を超えれば被害が発生する。したがって⑤が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

DoS/DDoS攻撃は、脆弱性の有無に関わらず、処理能力・帯域を超える負荷で可用性を損なう。対策は、負荷分散、帯域制限、CDN、DDoS対策サービスなど。

キーワード: DDoS攻撃、バッファオーバーフロー、SQLインジェクション、ドライブバイダウンロード、LAND攻撃、サービス拒否、脆弱性、情報工学部門

出題履歴

同じ問題が計2回出題されています(平成30年度、令和3年度)。