平成27年度 II-6

科目: 適性科目 / 分野: 適性科目 / 年度: 平成27年度

II-6 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

倫理原理(倫理理論、倫理学説)について、直観的倫理判断の批判的検討、功利主義・義務論・徳倫理の違い、唯一正しい倫理原理の存在、功利主義の特徴と指摘に関する記述のうち最も不適切なものを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

倫理原理に関する5つの記述のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。

解き方

① 倫理原理(功利主義・義務論・徳倫理など)はそれぞれ長所と短所があり、補い合って使う。唯一の正しい原理を決めるものではない
② ③「唯一正しい倫理原理が存在すべきというのが共通見解」が不適切
③ ③

正解が正しい理由

倫理学上は、複数の倫理原理が並び立ってきており、それぞれに長所と短所があり、互いに補い合っているように見える。「唯一正しい倫理原理が存在すべきである」というのが技術者倫理における共通見解であるとする③は、最も不適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

倫理原理には、功利主義(結果・幸福)、義務論(義務)、徳倫理(有徳さ)などがあり、それぞれ長所・短所がある。1つの原理だけが唯一正しいとはせず、複数の原理を補い合う形で用い、直観的判断も批判的に検討する。

キーワード: 倫理原理、功利主義、義務論、徳倫理、最大多数の最大幸福、技術者倫理、適性科目