
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
ISO 31000(リスクマネジメント-原則及び指針)とリスクの定義(諸目的に対する不確かさの影響)について、リスクに関連する事柄として最も不適切なものを選ぶ問題。
新しいリスクの定義(諸目的に対する不確かさの影響)から、リスクに関連する事柄として最も不適切なものを選ぶ問題。
① 新しい定義「目的に対する不確かさの影響」は、影響の良い方向・悪い方向の両方を含み、注記4で「結果と起こりやすさの組合せで表現されることが多い」としている
② 注記4があるので、旧定義の「発生確率と結果の組合せ」は新しい定義と矛盾しない。④「矛盾するので適用できない」が×
③ ④
リスクの新しい定義は「諸目的に対する不確かさの影響」で、注記4に「リスクは事象(周辺環境の変化を含む)の結果とその発生の起こり易さとの組合せによって表現されることが多い」とあるとおり、2002年版の定義「事象の発生確率と事象の結果の組合せ」は、新しい定義と矛盾するものではなく、リスクの表現方法として引き続き用いられ得る。したがって、新しい定義から矛盾するので適用できないとする④は最も不適切である。
リスクの定義は「諸目的に対する不確かさの影響」。影響は良い方向・悪い方向への逸脱の両方を含み、リスクは、結果と起こり易さの組合せで表現されることが多い。
キーワード: ISO 31000、リスクマネジメント、リスクの定義、不確かさの影響、JIS Q 31010、ISO Guide 73、適性科目