
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
特許を受けるための要件(発明の定義、公序良俗、産業上の利用可能性、新規性)について、高度な技術的思想の創作、公の秩序・善良の風俗・公衆の衛生、産業上利用できる発明、国内外の刊行物での発表に関する(ア)〜(エ)の記述の正誤の組合せを選ぶ問題。
特許の要件に関する4つの記述(ア〜エ)の正誤の組合せを選ぶ問題。
① 特許の主な要件: 発明である(自然法則を利用した高度な技術的思想の創作)、産業上利用できる、新規性がある(まだ公知でない)、公序良俗を害さない
② エ「刊行物等で発表されていること」は新規性と逆で×。ア・イ・ウは○
③ ○○○×(④)
(ア)特許法上の「発明」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう。正しい(○)。(イ)公の秩序、善良の風俗又は公衆の衛生を害するおそれがある発明は特許を受けることができないので、これらのおそれがないことは要件の1つ。正しい(○)。(ウ)産業上利用することができる発明であること(産業上の利用可能性)は特許要件の1つ。正しい(○)。(エ)国内外の刊行物等で発表されている発明は、新規性がないため特許を受けられない。特許を受けるには、発表されていないこと(新規性)が要件であり、「発表されていること」は誤り(×)。したがってア○、イ○、ウ○、エ×の④が正しい。
特許を受けるには、発明であること、産業上利用できること、新規性(公知でない)、進歩性、先願、公序良俗を害さないこと等の要件を満たす必要がある。刊行物等で既に公知の発明は新規性を欠く。
キーワード: 特許法、特許の要件、発明、新規性、産業上の利用可能性、公序良俗、適性科目