令和2年度 II-12

科目: 適性科目 / 分野: 適性科目 / 年度: 令和2年度

II-12 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

ISO 26000の組織の社会的責任の定義を踏まえた製品安全に関する事業者の社会的責任について、法令遵守とリスク低減、消費者の期待、製品事故の防止、コミュニケーション、将来の安全性、被害拡大防止、苦情・紛争解決手段のうち、不適切なものの数を選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

製品安全に関する社会的責任としての取組(ア〜キ)のうち、不適切なものの個数を答える問題。

解き方

① 製品安全の社会的責任は法令遵守にとどまらない: リスク低減、事故防止、利害関係者との対話、社会的弱者への配慮、有事の迅速な対応、苦情・紛争解決の手段
② (ア)〜(キ)はどれもこの取組に当たり、不適切なものはない
③ 0(①)

正解が正しい理由

製品安全に関する社会的責任は、製品の安全・安心を確保するための取組を実施し、さまざまなステークホルダーの期待に応えることである。(ア)法令等を遵守した上でさらにリスクの低減を図ること、(イ)消費者の期待を踏まえて製品安全基準を設定すること、(ウ)製造物責任を負わないことに終始するのみならず製品事故の防止に努めること、(エ)消費者を含むステークホルダーとのコミュニケーションを強化して信頼関係を構築すること、(オ)将来的な社会の安全性や社会的弱者にも配慮すること、(カ)有事の際に迅速かつ適切に行動して被害拡大防止を図ること、(キ)消費者の苦情や紛争解決のために適切かつ容易な手段を提供することは、いずれも適切な取組である。したがって、不適切なものは0個であり、①が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

製品安全に関する社会的責任は、法令遵守にとどまらず、リスク低減、事故防止、ステークホルダーとの対話、社会的弱者への配慮、有事の迅速な対応、苦情・紛争解決手段の提供まで含む。

キーワード: 製品安全、社会的責任、ISO 26000、ステークホルダー、リスク低減、苦情処理、適性科目