
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
内閣府「事業継続ガイドライン」(令和3年4月)に記載されたBCP・BCMについて、経営者のリーダーシップ、法令遵守、BCMの見直しと継続的改善、地域の救援・復旧への取組に関する(ア)〜(エ)の記述の正誤の組合せを選ぶ問題。
BCP(事業継続計画)・BCM(事業継続マネジメント)に関する4つの記述(ア〜エ)の正誤の組合せを選ぶ問題。
① 事業継続ガイドラインの考え方: 経営者のリーダーシップ、BCMの定期的な見直し、地域の救援・復旧への協力。非常時でも法令・条例は守る
② (イ)「被害時は法令を守らなくてよい」だけが×
③ ○・×・○・○(③)
(ア)BCPが有効に機能するためには、経営者の適切なリーダーシップが求められ、正しい(○)。(イ)想定する発生事象により企業・組織が被害を受けた場合でも、法令や条例による規制その他の規定は遵守する必要があり、平常時とは異なる状況だからといって、遵守する必要はないとする記述は誤り(×)。(ウ)企業・組織の事業内容や業務体制、内外の環境は常に変化しているので、経営者が率先して、BCMの定期的及び必要な時期での見直しと継続的な改善を実施することが必要であり、正しい(○)。(エ)事業継続には、地域の復旧が前提になる場合も多いことも考慮し、地域の救援・復旧にできる限り積極的に取り組む経営判断が望まれ、正しい(○)。したがってア○、イ×、ウ○、エ○の③が正しい。
BCP/BCMは、経営者のリーダーシップのもとで、法令遵守を前提に、定期的な見直しと継続的な改善を行い、地域の復旧・救援にも配慮して、事業の継続と早期復旧を図る取組である。
キーワード: BCP、BCM、事業継続ガイドライン、内閣府、リーダーシップ、適性科目