令和5年度 II-11

科目: 適性科目 / 分野: 適性科目 / 年度: 令和5年度

II-11 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

技術者の行動が倫理的かどうかを吟味するエシックス・テスト(普遍化可能性テスト、可逆性テスト、美徳テスト、世評テスト、専門家テスト)について、空欄ア〜エに入る語句の組合せを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

倫理的な意思決定を吟味するエシックス・テストの名称と内容の対応を問う問題。

解き方

① エシックス・テスト: 普遍化可能性=みんながやったらどうなるか、可逆性=自分が影響を受ける側でも同じ判断か(黄金律)、美徳=それを繰り返す自分はどう見られるか、世評=報道されたらどうなるか
② ア=普遍化可能性で①②③。イ=可逆性で②③。エ=世評で②
③ ②

正解が正しい理由

(ア)「みんながやったらどうなるか」を考え、社会が成り立たず矛盾が起こるなら不適切とするのは「普遍化可能性テスト」。(イ)「自分が影響を受ける立場でも同じ決定をするか」を考え、黄金律(自分が嫌なことは人にもするな)に基づくのは「可逆性テスト」。(ウ)「自分がしばしばこの選択肢を選んだらどう見られるか」を考え、その行為を繰り返す人物像(徳のある人か)を問うのは「美徳テスト」。(エ)「その行動が新聞などで報道されたらどうなるか」を考えるのは「世評テスト」。したがってア=普遍化可能性、イ=可逆性、ウ=美徳、エ=世評の②が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

エシックス・テストには、普遍化可能性テスト(皆がやったら)、可逆性テスト(自分が影響を受ける側なら=黄金律)、美徳テスト(繰り返し選んだら人物像はどう見えるか)、世評テスト(報道されたら)、専門家テスト(倫理綱領等に照らして)などがある。

キーワード: エシックス・テスト、普遍化可能性、可逆性、美徳、世評、技術者倫理、適性科目