
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
英国安全衛生庁のキャロットダイアグラム(ALARPの原理)における、ALARP領域(合理的に実行可能な限り低くする領域)で許容される条件として最も適切なものを選ぶ、リスクアセスメントの問題。
キャロットダイアグラム(ALARPの原理)において、ALARP領域でリスクが許容される条件として、最も適切なものを選ぶ問題。
① ALARP領域: リスクを合理的に実行可能な限り下げる。残ったリスクを許容できるのは、それ以上下げる費用が改善効果と著しく釣り合わないときだけ
② ①は「無条件で許容」、④は広く受け入れられる領域の話、③⑤は費用の比べ方が違う
③ ②
ALARP(As Low As Reasonably Practicable)領域は、許容できない領域と広く受け入れられる領域の間にあり、リスクと便益の比較、並びにリスク軽減に要する費用と軽減によって得られるメリットとの比較により、リスクを合理的に実行可能な限り低くする領域である。この領域では、リスクを更に軽減することが実行可能でない場合、すなわち、リスク軽減に必要な費用が、得られる改善に対して全く(著しく)釣り合っていない場合に、残存するリスクが許容される。したがって②が最も適切である。
キャロットダイアグラムでは、リスクを、許容できない領域、ALARP領域、広く受け入れられる領域の3つに区分する。ALARP領域では、リスクを合理的に実行可能な限り低減する努力を行い、費用が得られる改善に対して著しく釣り合わない場合に限り、残存リスクを許容する。
キーワード: ALARP、キャロットダイアグラム、リスクアセスメント、許容できないリスク、適性科目