令和7年度 II-2

科目: 適性科目 / 分野: 適性科目 / 年度: 令和7年度

II-2 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

日本技術士会の「技術士プロフェッション宣言」(2007年)に示された技術士の行動原則(技術に対する責任、顧客に対する守秘義務と責任、社会・環境への影響と公益の確保)の空欄補充問題。

解説

この問題で問われていること

「技術士プロフェッション宣言」に示された「技術士の行動原則」1〜3の空欄(ア〜エ)に入る語句の組合せを選ぶ問題。

解き方

① 技術士プロフェッション宣言の行動原則は3つの責任: 自らの「技術」に対して、「顧客」に対して(守秘義務を守り誠実に)、「社会」に対して(公益・安全・環境)
② ア=技術で①②⑤。イ=顧客で①⑤。ウ=守秘義務(「課せられた」ものを順守する)
③ ①

正解が正しい理由

行動原則1は、高度な専門技術者にふさわしい知識と能力を持ち、技術進歩に応じてたえずこれを向上させ、自らの「技術」(ア)に対して責任を持つ、という内容である。行動原則2は、「顧客」(イ)の業務内容、品質などに関する要求内容について、課せられた「守秘義務」(ウ)を順守しつつ、業務に誠実に取り組み、顧客に対して責任を持つ、という内容である(守秘義務は依頼者等の秘密を守る義務であり、「基準」ではなく秘密保持に関する義務が該当する)。行動原則3は、業務履行にあたり、それが「社会」(エ)や環境に与える影響を十分に考慮し、人々の安全、福祉などの公益をそこなうことのないよう、社会に対して責任を持つ、という内容である。したがってア=技術、イ=顧客、ウ=守秘義務、エ=社会の①が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

技術士プロフェッション宣言の行動原則は、(1)自らの技術に対する責任(継続研鑽)、(2)顧客に対する責任(守秘義務を順守し誠実に業務に取り組む)、(3)社会に対する責任(公益の確保、安全・福祉・環境への配慮)、という三本柱で整理できる。

キーワード: 技術士プロフェッション宣言、行動原則、守秘義務、公益確保、適性科目