
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
金属材料の結晶構造(体心立方構造、面心立方構造、六方最密充填構造)と、それぞれの単位格子に含まれる原子数についての空欄補充問題。FeやNa、AlやCu、TiやZnがそれぞれどの結晶構造を取るかの知識が必要。
室温・大気圧下における単体金属の結晶構造について、FeやNa(ア)、AlやCu(イ)、TiやZn(ウ)がそれぞれどの結晶構造を取るか、およびア構造の単位格子中の原子数(エ)を求める問題。
① 結晶構造と単位格子の原子数: 体心立方=2個(Fe、Na)、面心立方=4個(Al、Cu)、六方最密充填=2個(Ti、Zn)
② ア=体心立方で③④。イ=面心立方(4個)で③。エ=体心立方の2
③ ③
室温でのFeやNaは体心立方(BCC)構造を取り、単位格子中に含まれる原子数は2個である。AlやCuは面心立方(FCC)構造を取り、単位格子中の原子数は4個(問題文中の「イ構造では4個」と整合)である。TiやZnは六方最密充填(HCP)構造を取り、単位格子中の原子数は2個(問題文中の「ウ構造では2個」と整合)である。したがってア=体心立方、イ=面心立方、ウ=六方最密充填、エ=2の組合せである③が正しい。
代表的な金属結晶構造として、体心立方(BCC、単位格子中2原子、例: Fe, Na)、面心立方(FCC、単位格子中4原子、例: Al, Cu)、六方最密充填(HCP、単位格子中2原子、例: Ti, Zn)の3種類があり、それぞれの構造と代表元素、単位格子中の原子数をセットで覚えておく。
キーワード: 結晶構造、体心立方、面心立方、六方最密充填、材料・化学・バイオ
同じ問題が計2回出題されています(平成29年度、令和6年度)。