
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
192.168.64.0/18のサブネット内でホストに割り当てることができるIPアドレスを選ぶ問題。プレフィックス長18からサブネットマスクとアドレス範囲を求め、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除外して判断する。
CIDR表記のサブネットから、ホストに割当可能なアドレス範囲を求める問題。
① /nのとき、第3オクテットは2の(24−n)乗ずつの区切り。範囲の先頭(ネットワークアドレス)と末尾(ブロードキャスト)は割り当てられない
② /18→64刻みなので、192.168.64.0/18の第3オクテットは64〜127。範囲内で先頭でも末尾でもないのは80.0
③ 192.168.80.0(①)。②64.0は先頭のネットワークアドレス
/18のサブネットマスクは255.255.192.0で、第3オクテットの上位2ビットがネットワーク部となる。第3オクテットが64〜127の範囲(192.168.64.0〜192.168.127.255)が同じサブネットになる。このうち先頭の192.168.64.0はネットワークアドレス、末尾の192.168.127.255はブロードキャストアドレスで、ホストには割り当てられない。選択肢の中で、範囲内かつこれらでないのは192.168.80.0だけで、①が正しい。
■ IPアドレスの構造
IPアドレス(IPv4)は、0〜255の4つの数字で表され、それぞれが8ビット、合計32ビットです。「/18」は先頭18ビットがネットワーク部(どのサブネットかを表す部分)、残り14ビットがホスト部(サブネット内の端末を区別する部分)という意味です。
■ /18で第3オクテットが64刻みになる理由
先頭18ビットのうち16ビットは最初の2つの数字(192.168)で、残り2ビットが3番目の数字の上位2ビットです。3番目の数字の下位6ビット(2の6乗=64通り)はホスト部なので、3番目の数字は0〜63、64〜127、128〜191、192〜255のように64ずつに区切られます。
■ 端末に割り当てられないアドレス
ホスト部が全て0のアドレス(ここでは192.168.64.0)はネットワーク自体を、全て1のアドレス(192.168.127.255)はブロードキャスト(サブネット内の全端末あて)を表すので、端末には割り当てられません。
/18は1サブネットあたり第3オクテットが64刻み(64個分)。ホストアドレスは、全ビット0(ネットワークアドレス)と全ビット1(ブロードキャスト)を除く。
キーワード: サブネット、サブネットマスク、CIDR、ネットワークアドレス、ブロードキャストアドレス、IPアドレス、情報工学部門