
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
独占禁止法と金融商品取引法における公正な取引について、入札談合、相場操縦取引、カルテル、インサイダー取引の説明の正誤の組合せを選ぶ問題。
公正な取引に関する4つの記述(ア〜エ)の正誤の組合せを選ぶ問題。
① 用語の対応: 入札で受注者を事前に決める=談合、価格や数量を共同で決める=カルテル、未公表の重要情報で売買=インサイダー取引、相場を人為的に動かす=相場操縦
② ア(談合をインサイダー)は×で③⑤。エ(インサイダーをカルテル)も×で⑤
③ ×○××(⑤)
(ア)公共工事などの入札で、事業者たちが事前に相談して受注事業者や受注金額を決める行為は「談合(入札談合)」であり、インサイダー取引ではない。誤り(×)。(イ)相場を意図的・人為的に変動させ、自然の需給で形成されたかのように認識させて利益を図る行為は「相場操縦取引」として禁止されている。正しい(○)。(ウ)事業者等が相互に連絡を取り合い、価格や販売・生産数量などを共同で取り決め、競争を制限する行為は「カルテル」であり、談合ではない。誤り(×)。(エ)上場会社の関係者等が職務や地位により知り得た未公表の重要な会社情報を利用して株等を売買する行為は「インサイダー取引」であり、カルテルではない。誤り(×)。したがってア×、イ○、ウ×、エ×の⑤が正しい。
入札で受注者等を事前に決める=談合(独占禁止法)、価格や数量を共同で取り決める=カルテル(独占禁止法)、未公表の重要情報を利用した売買=インサイダー取引(金融商品取引法)、相場を人為的に変動させる=相場操縦取引(金融商品取引法)。
キーワード: 独占禁止法、談合、カルテル、インサイダー取引、相場操縦、公正な取引、適性科目