令和7年度 II-10

科目: 適性科目 / 分野: 適性科目 / 年度: 令和7年度

II-10 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

循環型社会形成推進基本法における循環資源、再生利用、再使用、熱回収の定義、および廃棄物等の処理の優先順位(発生抑制、再使用、再生利用、熱回収、適正処分)に関する記述のうち適切なものの数を選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

循環型社会形成推進基本法に関する5つの記述(ア〜オ)のうち、適切なものの数を選ぶ問題。

解き方

① 循環型社会形成推進基本法の優先順位: 発生抑制→再使用→再生利用→熱回収→適正処分。再使用=製品・部品としてそのまま使う、再生利用=原材料として使う
② (イ)と(ウ)は定義が入れ替わっていて×。(オ)は再生利用と再使用の順番が逆で×。(ア)(エ)は○
③ 2つ(③)

正解が正しい理由

(ア)法律の対象となる物を有価・無価を問わず廃棄物等とし、廃棄物等のうち有用なものを「循環資源」と位置づけて、その循環的な利用を促進しているという記述は適切。(イ)「再生利用」は、循環資源の全部又は一部を「原材料」として利用することであり、記述(製品としてそのまま使用する、部品として使用する)は「再使用」の定義であるため不適切。(ウ)「再使用」は、循環資源を製品としてそのまま使用すること、並びに部品その他製品の一部として使用することであり、記述(原材料として利用する)は「再生利用」の定義であるため不適切。(エ)「熱回収」は、循環資源の全部又は一部であって燃焼の用に供することができるもの又はその可能性のあるものを、熱を得ることに利用することであり、適切。(オ)処理の優先順位は、[1]発生抑制、[2]再使用、[3]再生利用、[4]熱回収、[5]適正処分であり、再使用と再生利用の順序が逆になっているため不適切。適切なのは(ア)と(エ)の2つで、③が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

循環型社会形成推進基本法では、処理の優先順位を、発生抑制(リデュース)>再使用(リユース)>再生利用(マテリアルリサイクル)>熱回収(サーマルリサイクル)>適正処分と定める。再使用は製品や部品としてそのまま使うこと、再生利用は原材料として利用することで、定義を取り違えないこと。

キーワード: 循環型社会形成推進基本法、循環資源、再使用、再生利用、熱回収、適性科目

出題履歴

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