
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
同じ長さの棒Aと棒Bの両端が剛板に接着され引張力Pが作用し、両棒に同じ伸びが生じるとき、各棒に生じる引張応力の比σ_A/σ_Bを求める問題。
同じ長さLの棒A(断面積A_A、ヤング率E_A)と棒B(A_B、E_B)が剛板で接着され引張力Pを受け、両棒が同じ伸びを生じるとき、応力の比σ_A/σ_Bを求める問題。
① 剛板でつながった棒は伸び(ひずみ)が同じ。σ=Eε なので応力はヤング率に比例する(断面積は関係ない)
② ε_A=ε_B → σ_A/σ_B = E_A/E_B
③ ④
両棒は剛板で接着されているので、同じ長さの伸びδが生じる。棒の長さは同じLなので、ひずみも等しく、ε_A=ε_B=δ/L。フックの法則σ=Eεより、σ_A=E_Aε、σ_B=E_Bε。よってσ_A/σ_B=E_A/E_B。断面積の大きさには依存しない。したがって④が正しい。
並列に接続された棒は、伸び(ひずみ)が等しく、応力はヤング率に比例する(σ=Eε)。荷重の分担(軸力)はE×断面積に比例するため、応力の比と軸力の比を混同しないこと。
キーワード: 引張応力、ヤング率、並列棒、ひずみの適合条件、解析