令和元年度 I-3-6

科目: 基礎科目 / 分野: 解析 / 年度: 令和元年度

I-3-6 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

一端を支点とする一様な細長い棒の剛体振り子の周期を、支点周りの慣性モーメントから求める問題。

解説

この問題で問われていること

長さl・質量Mの一様な棒の剛体振り子について、与えられた角振動数の式から周期を求める問題。

解き方

① 一様な棒の端のまわりの慣性モーメント I=Ml²/3。周期 T=2π/ω
② ω=√(Mgl/(2I))=√(Mgl/(2Ml²/3))=√(3g/(2l)) → T=2π√(2l/(3g))
③ ③

正解が正しい理由

長さl、質量Mの一様な細い棒の一端のまわりの慣性モーメントはI=Ml²/3。これをω=√(Mgl/(2I))に代入するとω=√(3g/(2l))。周期はT=2π/ω=2π√(2l/(3g))。したがって③が正しい。

この問題で必要な基礎

端のまわりの慣性モーメントは、中心のまわりの値Ml²/12に平行軸の定理でM(l/2)²を足して、Ml²/12+Ml²/4=Ml²/3。

各選択肢について

覚えるべきポイント

一様な棒の慣性モーメントは、中心のまわりでMl²/12、端のまわりでMl²/3。周期T=2π/ω。

キーワード: 剛体振り子、慣性モーメント、周期、角振動数、解析