
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
3次元ベクトル場V=(x, x²y+yz², z³)の点(1,3,2)における発散(div V)を計算する問題。ベクトル解析の発散の定義式を用いた偏微分計算が必要。
3次元直交座標系におけるベクトル場V=(x, x²y+yz², z³)の、点(1,3,2)での発散divVを求める問題。
① divV=∂Vx/∂x+∂Vy/∂y+∂Vz/∂z はスカラー(1つの数)。ベクトルの形の①④⑤は最初から外れる
② ∂x/∂x=1、∂(x²y+yz²)/∂y=x²+z²、∂z³/∂z=3z² → 1+x²+4z² に x=1、z=2 を代入して 1+1+16=18
③ ②
divVの各項を計算すると、∂Vx/∂x=∂x/∂x=1、∂Vy/∂y=∂(x²y+yz²)/∂y=x²+z²、∂Vz/∂z=∂z³/∂z=3z²となる。これらを合計するとdivV=1+x²+z²+3z²=1+x²+4z²となる。点(1,3,2)(x=1,y=3,z=2)を代入すると、divV=1+1²+4×2²=1+1+16=18となる。したがって②が正しい。
ベクトル場の発散divVは、各成分をそれぞれ対応する変数で偏微分して合計したスカラー量である(divV=∂Vx/∂x+∂Vy/∂y+∂Vz/∂z)。回転(rot)がベクトル量であるのに対し、発散(div)はスカラー量になる点を区別しておく。
キーワード: 発散、div、ベクトル解析、解析