
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
構造物の設計プロセス(要求性能の設定、構造計画、構造詳細の設定、照査)における空欄補充問題。性能規定型設計の標準的な流れについての知識が必要となる。
構造物の設計における一連のプロセス(ア:目指すべき構造体の性質、イ:用途・機能のために設定するもの、ウ:イを満たすために行う作業、エ:ウの後に行う設定)に入る語句の組合せを選ぶ問題。
① 設計の流れ: 要求性能を設定 → 構造計画 → 構造詳細の設定 → 照査(目指すのは「合理的」な構造体)
② ア=合理的で①③⑤。ウ=構造計画(施工計画は施工の段取りの話)で③⑤。エ=構造詳細(詳細設計ではない)
③ ③
構造物の設計は、自然条件や社会条件等に配慮しながら「合理的」な構造体の構築を目指す(ア)。設計ではまず構造物の用途・機能を果たすための「要求性能」を設定し(イ)、その要求性能を満たすように「構造計画」を行い(ウ)、その後「構造詳細」の設定を行って(エ)、設計耐用期間を通じて要求性能が満足されていることを照査する、という性能規定型設計の標準的な流れになる。したがって、ア=合理的、イ=要求性能、ウ=構造計画、エ=構造詳細の組合せである③が正しい。
性能規定型設計の標準的な流れは「要求性能の設定 → 構造計画 → 構造詳細の設定 → 照査」という順序になる。各段階の名称(要求性能・構造計画・構造詳細)を正しく区別して覚えておくことが重要。
キーワード: 構造物の設計、要求性能、構造計画、性能規定型設計、設計・計画