
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
職場のセクシュアルハラスメント・パワーハラスメントについて、意思表示の有無、業務の適正な範囲の指導、行為者の範囲、職場内の優位性に関する(ア)〜(エ)の記述の正誤の組合せを選ぶ問題。
職場のセクハラ・パワハラに関する4つの記述(ア〜エ)の正誤の組合せを選ぶ問題。
① ハラスメントの判断: 相手の意思表示の有無ではなく客観的に判断、業務の適正な範囲の指導は当たらない、行為者は社内の人に限らない、優位性には専門知識も含まれるとされる
② ア(意思表示がある場合に限る)×、エ(専門知識は含まれない)×。イ・ウは○
③ ×○○×(⑤)
(ア)セクハラは労働者の意に反する性的な言動が問題となるもので、相手からの意思表示がある場合に限られない。誤り(×)。(イ)受け止め方によっては不満を感じる指示や注意・指導があっても、業務の適正な範囲で行われている場合には、パワハラには当たらない。正しい(○)。(ウ)セクハラの行為者となり得るのは、事業主、上司、同僚に限らず、取引先、顧客、患者及び教育機関における教員・学生等である。正しい(○)。(エ)パワハラの「職場内の優位性」は、職務上の地位などの人間関係による優位性に限らず、専門知識による優位性なども含まれるため、「含まれない」は誤り(×)。したがってア×、イ○、ウ○、エ×の⑤が正しい。
ハラスメントは、被害者の意思表示がある場合に限られず、意に反する言動かどうか等の状況を踏まえて判断され、行為者は上司・同僚に限られない。業務の適正な範囲の指導はパワハラに当たらず、優位性には専門知識によるものも含まれる。
キーワード: セクハラ、パワハラ、ハラスメント、職場内の優位性、行為者、業務の適正な範囲、適性科目