
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
技術士法第4章(技術士等の義務)に定められた信用失墜行為の禁止・秘密保持義務・公益確保の責務・技術部門の名称表示に関する条文の正誤を問う適性科目の問題。
技術士法第4章に定められた技術士等の義務に関する4つの記述(ア)〜(エ)について、条文の内容に照らして正誤を判定する問題。
① 技術士法第4章は3義務2責務: 信用失墜行為の禁止・秘密保持義務・名称表示の義務、公益確保の責務・資質向上の責務。名称表示は「登録を受けた技術部門」だけで、例外はない
② (ア)(イ)(ウ)は条文どおり○。(エ)の「3年の実務経験で登録外の部門も表示できる」は存在しない規定で×
③ ○・○・○・×(③)
(ア)信用失墜行為の禁止、(イ)秘密保持義務、(ウ)公益確保の責務は、いずれも技術士法第4章の条文の内容と一致しており正しい(○)。一方(エ)は、登録を受けていない技術部門を表示することについて「技術士の指導のもとで3年の実務経験があれば表示できる」という例外を述べているが、技術士法にそのような規定はなく、登録を受けた部門以外を表示すること自体が認められていないため誤り(×)。したがって組合せはア○イ○ウ○エ×となる③が正しい。
技術士法第4章の三義務二責務(信用失墜行為の禁止・秘密保持義務・公益確保の責務・技術士等の名称表示の場合の義務・資質向上の責務)は適性科目の頻出テーマ。特に名称表示の義務は「登録を受けた技術部門のみ表示できる」のが原則であり、実務経験による例外規定は存在しない点に注意する。
キーワード: 技術士法、技術士等の義務、秘密保持義務、公益確保の責務、適性科目